金属アレルギーの症状と治療

金属アレルギーの検査

金属アレルギーであるかどうかの検査には、いくつかの方法があります。パッチテストと呼ばれる検査があります。名前を聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

 

こちらの検査は、17種類の金属試薬を含ませた絆創膏のようなものを背中に貼り付けて行なう検査です。2日後・3日後・7日後というふうに金属アレルギーの反応を調べる検査です。もっとも、一般的な検査と言えるでしょう。

 

次に金属アレルギーの検査には、リンパ球幼弱化試験と呼ばれる検査があります。こちらの検査は、血液の中から取り出したリンパ球に様々な金属を加え、その反応を見るという検査です。反応するリンパ球によって、その金属に対しての金属アレルギーがあるということが分かるというものです。

 

そして、経口負荷試験と皮内テストと呼ばれるものがあります。こちらは、どちらも体の中にごくわずかの金属を取り込ませて反応を見るというものです。こういった検査を行うことで、金属アレルギーのアレルゲンが一体どの金属なのかということが分かります。

 

アレルゲンとなる金属が判明すれば、それに従って対処することが出来ます。アレルゲンとなる金属のアクセサリーを付けない・腕時計を付けないなど、自分が身に付けている金属をもう一度見直してみましょう。